くまさんお家で美味しいエスプレッソを淹れたいよー!
その鍵は「グラインダー」です。刃の性能や挽き目の再現性が抽出に直結するため、グラインダー選びは投資効果が非常に大きいポイント。この記事では、OPTION-O(LAGOMシリーズ)の現行ラインナップ整理し、各モデルを初心者にも分かりやすく深掘りします。
読み終えると、各モデルの特徴・向き不向き・購入後にやるべき初期設定・長く使うためのメンテ方法まで分かり、自分に合う1台を自信を持って選べます。
LAGOM mini 2 — コンパクトで始める一杯目に最適
LAGOM mini 2 は、省スペースで持ち運びしやすいコンパクトモデルです。USB-C給電などモダンな要素を備え、シングルドーズ(その都度必要量だけ挽く)で使うことを想定した設計が特徴。初めて家庭でエスプレッソを本格的に試したい人にぴったりのエントリーモデルです。
主な特徴
- コンパクトで置き場を選ばない
- USB-C給電で扱いやすい(家庭や旅行先でも使いやすい)
- シングルドーズ向けの低リテンション設計
- 手入れがシンプルで初心者の負担が少ない
どんな人に向いているか?
- 初めて本格的なエスプレッソ抽出を試す人
- キッチンのスペースが限られている人
- 出張や旅行先でも自前のグラインダーを使いたい人
長所
- 小型・軽量で場所を取らない
- 電源まわりがシンプルで扱いやすい
- 初期費用を抑えつつ、粒度コントロールの基礎を学べる
短所・注意点
- 大量抽出(連続使用)には向かない
- 刃径やモーター出力は上位機に劣るため、極端に浅煎り・深煎りでのパフォーマンス差が出る可能性
メンテポイント
- 使用後はホッパー・粉受けを外してブラッシング
- 粒詰まりを感じたら刃間を調整して再キャリブレーション
LAGOM Casa — 家庭向けのシンプル&安定路線(コニカル)
LAGOM Casa は家庭向けに最適化されたコニカル(円錐)刃搭載モデル。丸みのある味わいを出しやすく、手入れ性・使い勝手のバランスが良いため、家カフェでの“安心して使える1台”を求めるユーザー向けです。
主な特徴
- コニカル刃の特性により、丸みのある味の傾向が出やすい
- ホッパー容量や操作系が家庭向けに適した設計
- 分解・清掃が容易で日常使いに向いている
どんな人に向いているか?
- 家庭で毎日エスプレッソを飲みたい人
- 丸みのある味わい(コニカルの特性)を好む人
- メンテのしやすさを重視する人
長所
- 味の安定性が出しやすい
- 掃除や分解が比較的分かりやすい
- サイズ感と性能のバランスが良い
短所
- フラット刃に比べると粒度均一性で僅かに差が出る場合がある(とはいえ家庭用途では十分)
メンテポイント
- 定期的なブラッシングと、刃間の確認
- コニカル刃は詰まりにくいが、湿度の高い日には注意
LAGOM P64 — 家庭で“本格”を目指す
P64 は、家庭で本格的なエスプレッソを目指すユーザーに最も人気のあるモデルの一つです。64mmのフラット刃を持ち、低リテンション設計や高精度な挽き目調整がしやすいのが特徴。コストと性能のバランスが良く、長く使える“最初の本格機”としておすすめできます。
主な特徴
- 64mmフラット刃による粒度の均一性
- シングルドーズにも対応できる低リテンション設計
- 十分なモーター出力で安定した回転数を維持
- 家庭での長期使用を想定した耐久性とメンテ性
どんな人に向いているか?
- 自宅で味の再現性を高めたいコーヒー愛好家
- 将来、より上位機に移行することを見据えた投資をしたい人
- シングルドーズでの運用を考えている人
長所
- 家庭で扱いやすいサイズ感と本格的な性能の両立
- 挽き目の追い込みがしやすく、味の変化に敏感に対応できる
- 分解・清掃のしやすさも配慮された設計
短所
- 上位のP80/P100に比べるとスループット(大量抽出時の余裕)は劣る
- プロ仕様よりは刃径が小さいため、極端な用途では限界が出る
メンテポイント
- 刃の洗浄は分解して行うと効果的(メーカー手順に従う)
- ホッパーの粉残りを防ぐためのブラッシング
LAGOM P80 — 中上級者向けのタフな一台
P80 はより大きな刃径(80mm相当)を採用し、刃の慣性やスループットが増すことで安定した挽き性能と連続利用にも向いているモデルです。Mizen Burrs等の大径フラット刃を搭載できる設計が魅力で、浅煎りの表現やハイボリュームな使用にも耐える能力があります。
主な特徴
- 大径フラット刃による高い粒度均一性
- 連続使用時の安定性(ホームユースの上限〜セミプロ用途まで)
- 刃交換や調整の自由度が高い
どんな人に向いているか?
- 家庭で浅煎りやスペシャルティを積極的に追求したい人
- ときどき大容量で抽出することがある人(複数杯を短時間に淹れる)
- 将来的に小規模な業務利用を考えている人
長所
- 抽出のブレが少なく、味を安定して引き出せる
- 上位刃を選べばパフォーマンスをさらに伸ばせる
短所
- サイズ・重量が増すため置き場の確保が必要
- 価格はP64より上になる傾向
メンテポイント
- 刃のクリーニングをこまめに行う(大径刃は粉の滞留が増える)
- モーターやギアの負荷に注意した運用を
LAGOM P100 — 業務寄りのハイブリッド
P100 は大量のコーヒー豆を挽くことができる(高スループット)、さらに大きな刃径と、業務寄りの利用を視野に入れた上で家庭でも使えるハイエンド寄りのモデルです。長時間稼働や複数杯連続抽出が必要な場合に真価を発揮します。
主な特徴
- 大径フラット刃による高性能な粉の均一性
- 連続運転に耐える冷却・排粉設計
- 業務利用も見据えた堅牢性
どんな人に向いているか?
- 自宅で頻繁にお客様をもてなしている
- 小規模カフェや将来の業務利用を見据えている
長所
- 連続抽出でも安定した性能
- 将来的な導入拡張性が高い
短所
- 価格・サイズが大きい
- 家庭用途だとややオーバースペックに感じるケースも
メンテポイント
- 業務寄りの運用を想定した定期点検
- 部品の摩耗チェック(刃・モーター周り)
LAGOM 01 — 最上位フラッグシップ(プロフェッショナル志向)
LAGOM 01 はシリーズの中でも最も高性能・高精度なフラッグシップモデルです。精密な刃調整や低リテンション、非常に高い再現性を求める人に向けられています。家庭からプロ用途まで幅広く使えるが、価格・サイズの点でハードルは高め。
主な特徴
- 非常に高精度な刃構造と調整機構
- 低リテンション設計でショット間のブレを最小化
- ツールレス分解などメンテ性も考慮された設計
どんな人に向いているか?
- 味の再現性を最重要視するバリスタ志向のユーザー
- 小規模業務カフェ運営者や、家庭で最高の一杯を追求する玄人
長所
- 極めて高い再現性と安定性
- 投資として長期的に価値がある
短所
- 高価格・重量・設置スペースの問題
- 初心者にはややオーバースペックで学習コストがかかる可能性
メンテポイント
- 専門的な分解・整備が必要な場合は正規サポートを利用
- 刃の摩耗・電気系のチェックを定期的に行う
比較表
| モデル | 刃タイプ | 刃径の目安 | 向き | 特徴 | 価格帯(目安) |
|---|---|---|---|---|---|
| mini 2 | コニカル/小径 | 小 | 携帯・家庭入門 | 小型・USB給電・低リテンション | 最も安価〜 |
| Casa | コニカル | 中 | 家庭向け | 扱いやすさ・丸みのある味 | 安価〜中 |
| P64 | フラット | 64mm | 家庭で本格派 | 粒度均一性・シングルドーズ向け | 中 |
| P80 | フラット | 80mm | 中上級者 | 高い均一性・連続使用耐性 | 中〜上 |
| P100 | フラット | 98〜100mm | 業務寄り | 高スループット・堅牢 | 上 |
| 01 | フラット | 大径(フラッグシップ) | プロ/玄人 | 極めて高精度・低リテンション | 最高価格帯 |
※「価格帯」はメーカーのラインナップと市場の傾向を踏まえた目安です。購入時は販売店価格を必ず確認してください。
FAQ(よくある質問)
Q. 平刃とコニカル刃のどちらが良いですか?
A. 用途次第です。家庭でまろやかさや扱いやすさを重視するならコニカル、粒度の均一性や浅煎り表現、より細かなレシピ追求をしたいならフラットが向きます。
Q. シングルドーズは本当に必要?
A. 一杯ごとの鮮度を重視するならシングルドーズは有利です。特に浅煎りほど香りが飛びやすいため、必要量だけ挽く運用は味の安定に寄与します。
Q. メンテはどのくらいの頻度で必要ですか?
A. 日常は使用後のブラッシング、週に1回程度の深い清掃(月間での分解清掃は使用頻度による)。業務利用ならより頻繁な点検を推奨します。
Q. 家庭でどのくらいの予算を見ればよいですか?
A. 入門は比較的安価なmini 2クラスから。家庭で本格的に取り組むならP64クラスがコストと性能のバランスでおすすめです。
まとめ
まずは自宅で手軽に始めたい
- mini 2:小型で安価、始めやすい
毎日家庭で安定した一杯が欲しい
- Casa:手入れ性と丸みのある味が魅力
- P64:味の追い込みができる本格仕様
将来小規模な業務利用や、浅煎りをとことん追求したい
- P80:家庭からセミプロまでの橋渡し
- P100:高スループットを求める人に
- 01:最高の再現性を求める人に
いかがでしたか?
エスプレッソは抽出マシンより、グラインダーにお金をかけたほうが良いという話がよくあります。
これはあながち間違いではなく、一杯を安定させるための近道になります。
最初にマシンに投資するか、安価なものから初めて徐々にグレードアップしていくか?
悩むところですが、自身に合ったマシンを探すお手伝いができたなら嬉しいです。




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