エスプレッソマキアートとは|カプチーノとの違い・作り方・味わい

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エスプレッソマキアートとは|カプチーノとの違い・作り方・味わい
くまさん

「マキアート」って聞くけど、カプチーノやラテと何が違うの?

カフェのメニューに並ぶ「エスプレッソマキアート」。名前は知っていても、中身がエスプレッソにミルクをほんの少しのせるだけの飲み物だと知ると、「それなら家でも再現できそう」と感じる方も多いはずです。

この記事では、エスプレッソマキアートの定義(「マキアート」の意味)、カプチーノ・ラテとの違い作り方のポイント(粉量・温度・フォームの量)、そして味わいの特徴まで、具体的に解説します。


目次

エスプレッソマキアートとは|「マキアート」の意味と中身

「マキアート」=「斑点をつけた」エスプレッソ

マキアート(macchiato) はイタリア語で「斑点をつけた」「しみをつけた」という意味です。

  • エスプレッソマキアート = エスプレッソに、ミルクの泡(フォーム)を少量のせた飲み物。
  • エスプレッソが主役で、ミルクフォームは「アクセント」としてのせます。
  • 本場イタリアでは、エスプレッソ1ショット(約30ml)に、スプーン1〜2杯分のフォームをのせるスタイルが一般的です。

「エスプレッソに斑点(フォーム)をつけた」=エスプレッソマキアート、と覚えるとイメージしやすいです。

スターバックスの「キャラメルマキアート」との違い

スターバックスなどで見かける「キャラメルマキアート」は、ミルクたっぷりのラテ系ドリンクにキャラメルソースをかけたもので、イタリアの伝統的なエスプレッソマキアートとは別物です。

  • 伝統的なエスプレッソマキアート:エスプレッソが主、フォームは少量。
  • キャラメルマキアート:ミルク多めのラテベースにキャラメルで「斑点」をつけた商品名。

この記事で扱うのは、エスプレッソが主役の「エスプレッソマキアート」です。


カプチーノ・ラテとの違い|量と割合で整理

分量と役割の比較

項目エスプレッソマキアートカプチーノラテ(ラテアート)
エスプレッソ1ショット 約30ml(主役)1〜2ショット 約30〜40ml1〜2ショット 約30〜40ml
ミルク・フォームフォームのみ 少量(のせるだけ)ミルク+フォーム 約120〜140mlミルク+フォーム 約150〜200ml
全体量約40〜50ml約150〜180ml約200〜250ml
味わいの傾向エスプレッソの濃さが前面、フォームでほんのりまろやかエスプレッソ・ミルク・フォームがバランスミルクが多めでまろやか
  • マキアート:エスプレッソにフォームをのせるだけ。ミルクの液はほとんど足さない。
  • カプチーノ:エスプレッソ+温かいミルク+フォームをほぼ1:1:1で混ぜる。
  • ラテ:エスプレッソ+たっぷりのミルクとフォームで、ミルクの量が最も多い

「エスプレッソをほとんどそのまま味わいたいが、ほんの少しマイルドにしたい」というときに選ぶのがマキアートです。

初心者が陥りやすい勘違い

  • マキアート=ミルク多めと思っていると、実際には「エスプレッソ+少量フォーム」で量が少なく、驚くことがあります。
  • ラテマキアート(Latte Macchiato)は、ミルクにエスプレッソを「斑点」のように注ぐ逆パターンで、マキアートよりミルク多めのドリンクです。メニューに両方ある場合は名前で区別されます。

作り方のポイント|粉量・温度・フォームの量

エスプレッソの抽出

  • 粉量:ダブルショットで16〜18gが目安。シングルなら8〜9g。
  • 抽出量約30〜36ml、抽出時間25〜30秒が基準。
  • 温度:マシンの抽出温度は92〜93℃前後が一般的。クレマがきれいに出るように、豆の鮮度と挽き目を合わせます。

マキアートは量が少ないので、エスプレッソの質がそのまま味に直結します。薄い・苦すぎる抽出だと、フォームをのせてもバランスが取りづらいです。

フォームの量と温度

  • フォームの量スプーン1〜2杯分(約10〜20ml程度の泡)。エスプレッソの表面を軽く覆う程度です。
  • ミルクの温度60〜65℃が目安。カプチーノやラテと同じで、高すぎると甘みが飛び、エスプレッソの香りも弱くなります。
  • フォームの質マイクロフォーム(きめ細かい泡)にすると、口当たりがなめらかで、エスプレッソと混ざりやすくなります。

必要な道具

  • エスプレッソマシン(または同等の抽出ができる環境)
  • スチーム機能付きでミルクを泡立てられること(マキアートはフォームのみ使うので、スチームピッチャーで泡立てればOK)
  • 小さめのカップ(60〜90ml程度のデミタスやエスプレッソカップが向いています)

味わいの特徴と楽しみ方

エスプレッソの風味をほぼそのまま

  • ミルクの液をほとんど足さないため、エスプレッソのコク・苦味・酸味・甘みが前面に出ます。
  • フォームがほんのりとまろやかさを足し、ストレートより飲みやすいと感じる方も多いです。
  • 2〜3口で飲み切るサイズなので、抽出から1分以内に飲むと、クレマと香りをしっかり味わえます。

おすすめの楽しみ方

  • 豆の個性を味わいたいときにマキアートを選ぶと、ミルクに埋もれずに産地・焙煎の違いが感じやすいです。
  • 甘みを足したい場合は、フォームの上にシナモンやココアをほんの少し振るスタイルもよくあります。
  • 本場イタリアでは、朝のエスプレッソの延長として、「少しだけマイルドにしたい」ときにマキアートを注文することが多いです。

よくある質問(FAQ)

マキアートは甘い飲み物ですか?

伝統的なエスプレッソマキアートは、砂糖やシロップは入れません。エスプレッソとミルクフォームだけなので、甘さは豆とミルクの乳糖による自然な甘みです。キャラメルマキアートのような甘いドリンクとは別です。

家でマキアートを作るには、どんなマシンが必要?

エスプレッソが抽出できることと、ミルクをスチームで泡立てられることの両方が必要です。セミオートやフルオートのエスプレッソマシンで、スチームワンドがついていれば作れます。フォームだけ使うので、ラテアートほど大量のミルクは不要です。

マキアートとコルタードの違いは?

コルタード(Cortado) は、エスプレッソに温かいミルク(液)を少量加えた飲み物で、スペイン系でよく見られます。マキアートは「フォームをのせる」、コルタードは「ミルクの液を足す」という違いがあります。どちらもエスプレッソが主役で量は少なめです。


まとめ:エスプレッソマキアートで、濃い一杯をちょっとだけまろやかに

  • エスプレッソマキアートは、エスプレッソにミルクフォームを少量のせた「斑点をつけたエスプレッソ」。
  • カプチーノ・ラテとの違いは、ミルクの量が少なく、エスプレッソが主役のまま味わえること。
  • 作るときは、良質なエスプレッソ(粉量・時間・温度を守る)と、60〜65℃のマイクロフォームをスプーン1〜2杯のせるだけで再現できます。

「ストレートはちょっと濃い」「でもミルクたっぷりは要らない」というときに、マキアートはちょうどよい選択肢です。カフェで注文するときも、自宅で作るときも、この記事を参考にエスプレッソマキアートを楽しんでみてください。

美味しいエスプレッソには水も重要です!

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