くまさん家で本格的なエスプレッソを淹れてみたいけれど、どのエスプレッソマシンを買えば失敗しない?
そう思っているあなたへ。本記事は、Gaggiaの代表的な家庭用モデル Classic Evo Pro を中心に、旧型Classicとの違いや、買ってから後悔しないための準備・メンテ方法まで、初心者が実践できる形でまとめました。
目次
Classic Evo Proってどんなマシン?
Classic Evo Proは「家庭での使いやすさ」と「プロに近い抽出性能」を両立させた、Gaggiaの最新世代に位置するセミオートマチックマシンです。外観はステンレス仕上げで堅牢、キッチンに置いて違和感がないコンパクトさ(幅約230mm/高さ約380mm/奥行約240mm)を保ちながら、実務的なパーツを備えています。
- シングルボイラー(デュアルユース)設計:エスプレッソ抽出とミルクスチーミングの両方に対応します。連続した多杯抽出や蒸気を頻繁に使う場合は、操作の“待ち”や予熱の習得が必要な場面がありますが、家庭用途としては十分な性能です。
- 58mmのプロ仕様ポルタフィルターを標準装備:バスケット交換や市販アクセサリーとの互換性が高く、安定した抽出が狙いやすい。
- 3ウェイバルブ装備:抽出後にポルタフィルターの圧力が素早く抜けるため、ドレンが出にくく、抜去後の手入れが簡単になります。
- 温度安定性の改善:Evo Proではボイラーやグループの熱容量が見直され、旧来モデルに比べて抽出温度の安定化が向上しています。ただし、工場出荷時はPID制御が入っていないため、より厳密な温度管理を求める場合は後付けのPID改造や運用で調整するユーザーも多いです。
- 日常メンテのしやすさとサービス性:ステンレス外装や標準的な寸法により、国内外で交換部品やアフターサービスが得やすい点も魅力です。
旧型Classicとの違い
見た目や基本コンセプトは共通するものの、Evo Proは旧型Classicに比べて「日常の使いやすさ」と「温度管理の安定性」を中心に改良が入っています。
- ボイラー/熱容量:Evo Proでは熱容量の最適化(サイズアップや素材の見直し)が行われ、短時間での安定した抽出温度が向上しています。旧型は改造(PIDやボイラーチューニング)で温度改善を図ることが多かった点が背景にあります。
- ポルタフィルターと付属品:Evo Proはプロ仕様の58mmポルタフィルターや“パーフェクトクレマ”などが標準で付属しており、買ってすぐに安定した抽出に近づけやすくなっています。旧型はアクセサリを別売りで揃える必要があるケースがありました。
- スチーム性能:一般的にEvo Proのスチームワンドは取り回しと出力が改善され、ミルクのテクスチャ作りにかかる時間が短縮されています。これは家庭でのカップ数が増えても使いやすいメリットになります。
- 操作性・表示:操作スイッチがロッカースイッチ化されたモデルがあり、ON/OFFの判別やランプ表示など細かな使い勝手が向上しています。
- ソレノイド(3ウェイ)バルブ:Evo Proは排圧処理がスムーズで、抽出後の残水処理やポルタフィルター外しが簡単になっています。
運用面での違い
- 初心者の導入ハードルが低くなった:標準付属の装備や安定した温度で、旧型に比べて最初からよい結果が出やすい設計になっています。
- カスタムしやすさと改造歴:旧Classicはコミュニティでの改造情報が非常に豊富で、ユーザーが手を入れて性能を引き上げる文化がありました。Evo Proは“そのままでも良い”方向に調整されているため、改造派とそのまま使いたい派で好みが分かれます。
日常メンテナンス
- 週次:ポルタフィルターとバスケットの洗浄、グラインダー周りの清掃
- 月次:ブラインドフィルターを使ったバックフラッシュ(機種で手順確認)
- 数ヶ月ごと:デスケーリング(使用する水の硬度で頻度を調整)
簡単な習慣だけでも味の劣化とトラブルは大きく軽減されます。
まとめ — ポイントと実行リスト
いかがでしょうか?旧型と新型、どちらを選ぶべきかは
- すぐに安定したショットと使いやすさを優先するなら:Evo Proをおすすめします。付属が充実していて、最初の学習コストが低いです。
- 自分でチューニングやカスタムを楽しみたい、価格を抑えたいなら:旧型Classic(中古含む)も良い選択です。部品の互換性やコミュニティ情報が豊富なので、手を入れるほどにパフォーマンスが向上します。
が、一つの目安となります。では、良いエスプレッソライフを。




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